注目のホット梅干しダイエット
ホット梅干しダイエットは、テレビや雑誌などで話題を集めている、最近になって注目を浴びているダイエット方法です。
先日、人気バラエティ番組の企画において、女性芸能人の2人が、2週間かけてホット梅干しダイエットに挑戦したところ、2人とも見事ダイエットに成功しました。
そのうちの1人は、なんと5キログラム近くの減量、腹囲は10センチも減ったという結果は、評判となっているのです。
ホット梅干しダイエットの方法
ホット梅干しダイエットに早速取り掛かりたいと思われる方に、ダイエット方法をご紹介いたします。
ホット梅干しダイエットは、とてもシンプルです。
なんと毎日3粒、温めた梅干しを食べる、それだけです。
番組では、梅干しを食べる他にも、タオルエクササイズも併せて行っていましたが、そのほかには食事に制限などはまったく設けておらず、ダイエット中も普通に食事を摂っていました。
ホット梅干しの作り方
梅干を温める方法は、電子レンジの場合は、タッパーなどに入れるか、ラップにくるんで梅干を並べます。10個の場合ですと、500Wの出力で1分ほど過熱をするだけで完成です。
また、アルミホイルに梅干をくるんで、予熱をしたオーブントースターで数十分かけて加熱をします。
また、コンロのグリル機能を使ったり、フライパンで油を引かずに火を通すという方法でもホット梅干しを簡単に作ることができます。
食べるたびに火を通すわけではなく、まとめてホット梅干しを作っておいて、冷蔵庫などで保管しておいても問題ありません。
ホット梅干しのダイエット効果とは
火を通したホット梅干しは、どのようにダイエットにつながるのでしょうか。梅干しに含まれるバニリンという成分に秘密があります。
バニリンはラテン語でワニリンとも呼ばれることもある、香りのある有機化合物です。バニラの果実を発酵させ抽出されたことから、バニリンと名づけられました。
バニリンには、最近の研究によって、脂肪を燃焼するはたらきがあることがわかってきました。
食べ物として摂取をすると、小腸で小さく分解され吸収され、脂肪細胞を刺激し、減少につながるとされています。
バニリンは火を通していない通常の梅干しにも含まれていますが、同様に梅干しに含まれているバニリンに似た物質のである「バニリングルコシド」という化合物は、火を通すことで分解され、バニリンに変わります。
そのためホット梅干しにすると、加熱していない梅干しと比べると2割ほどバニリンの量が増えることから、より、脂肪が燃えるようになり、ダイエットに良いとされているのです。
バニラアイスクリームを食べる時の注意
バニリンは前述した通り、バニラの果実からも抽出される物質ですので、バニラビーンズにも含まれています。バニラビーンズは、暑い時に特に食べたくなるバニラアイスクリームに使われていますので、バニラアイスクリームを食べても、同じくダイエットに繋がる、ともいえます。
ただ、バニラアイスクリームには、バニラだけでなく甘い成分が多く含まれていますので、食べ過ぎはもちろん逆効果となります。
また、バニラアイスクリームなら何でも良いかというとそうではなく、パッケージに記載されている種類に「アイスクリーム」と表示されているもので、乳脂肪が12パーセント以上の製品を選びましょう。
同じように思えるアイスクリームでも、良く見るとパッケージには「ラクトアイス」「アイスミルク」と表示されている製品もかなりありますので、注意をしましょう。
むくみを取る成分「ムメフラール」
さらにバニリンの他にも、梅干しに含まれている成分の「、ムメフラール」という物質は、血液の流れを改善したり、良くするはたらきがあるといわれています。
梅干がすっぱい味となっているのは含まれているクエン酸のためですが、このクエン酸と糖から作られているのが、ムメフラールです。
ムメフラールは、1999年に発見された物質で、血小板が固まってしまうはたらきを抑えるはたらきがあります。血小板が固まるのは、ケガをした時に出血を止める時には大切な役割となりますが、ケガなどをしていない状態で固まると、血栓となってしまう原因となることもあります。
血栓はそのままにしておくと、場合によっては脳梗塞などを引き起こすことにも繋がってしまいます。
ムメフラールは通常の梅の実や、梅干しに含まれているわけではありません。
梅肉エキスに含まれていますが、梅干しを加熱することでも摂取できることがわかってきました。
そのため、ホット梅干しを食べることによって血液がサラサラになります。
血流が良くなると、身体中に栄養分が行きわたりやすくなりますので、むくみを取ったり、女性にとって大敵である冷えを取ることができる、と考えられているのです。
ホット梅干しダイエットの注意点
ホット梅干しダイエットを行うのに、注意をすべき点は、やはり食べすぎるのは良くない、ということです。
梅干しには塩分が含まれています。塩分の摂りすぎは良くありませんので、1日に3粒のホット梅干しを食べることを目安にしましょう。
梅干しは日本に在住していれば、どこでも手軽に入手できるものです。
しかも温めるだけなので、とっても簡単にホット梅干しを作れます。
梅干しそのままは苦手という方でも、そのまま口にする以外にも、料理に使ったり、白湯に溶かすなどいくつも方法があります。
さらに、梅干し自体にはほとんどカロリーがありませんので、気にせずに食べることができます。
方法がとても簡単なので、思い立った時に行えるおすすめのダイエット方法です。
食事などを気にすることもありませんがサプリメントなどを併用する等、無理なく続けていくのがおすすめだといえます。
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