太ももダイエットは短期間で効果がある？
「太い太ももが恥ずかしくて水着が着られない」「海やプールに誘われても遊びに行けない」と言う悩みは、本当に切ないですね。もし、太ももが太いことが行動を制限してしまっているなら、それはとてももったいないことです。しかし短い期間で太ももをダイエットさせる方法はあるのでしょうか？
太ももが太くなってしまう原因にはいくつか種類があり、原因によって短期間のダイエットで解決できるものとそうでないものがあります。太くなった原因と程度によっては長い期間のダイエットが必要になりますが、体の仕組みをよく理解して効率的にダイエットを行うことで、効果が出るまでの期間を短縮することは可能です。
太ももが太くなる原因には、以下のようなものが挙げられます。
- むくみ
- 脂肪のつき過ぎ
- 皮膚の弾力不足
- 筋肉太り
- 大腿骨の骨が太い・脚が短いので実際よりも太って見える（骨格由来の原因）
原因別の効果的なダイエット方法と、効果が出るまでの期間
骨格は変えられませんが、それ以外の原因であればダイエットで太ももを細くすることが可能です。複数の原因が重なっている場合も、当てはまる原因を一つずつ潰していきましょう。
- むくみ
むくみが原因の場合は短期間で効果を出せるので、早い人だと1日で効果を実感する人もいます。マッサージで余分な水分の排出を促し、カリウムを摂取して塩分の排出を促すのが効果的です。
- 脂肪のつき過ぎ
脂肪を落とす、あるいは脂肪を筋肉に変えることで太ももを細くできます。脂肪が減るのも筋肉に変わるのも、ある程度の期間が必要になります。「ちょっと気になるかな？」と言うくらいの人なら1ヶ月程度でスッキリする人もいますが、太り過ぎの人は脂肪が多い分、ダイエットの期間も長くかかります。
脂肪で太くなってしまった太もものダイエットには、有酸素運動の継続が効果的です。太ももだけでなく全体的に肥満傾向が見られる人は、栄養バランスの偏りも原因になっているので食事制限も併用します。反対に、全体は太ってないのに太ももだけに脂肪がつく人は、血行やリンパの流れに問題がある可能性が考えられます。このタイプの人は、マッサージも効果的です。
- 皮膚の弾力不足
弾力のある皮膚は脂肪を押さえてくれるので、太ももがスッキリして見えます。老化などで皮膚が衰えている人や生まれつき皮膚が薄い人は、筋肉にガードルの役割をしてもらうことでシルエットがスッキリします。
このタイプには筋力トレーニングが効果的です。筋肉が強くなるまでには、ある程度長い期間が必要です。基礎代謝がわかる体組成計があると、筋肉量の増減が数値で把握できるので励みになります。お肌のハリケアを並行して行うのもおすすめです。
- 筋肉太り
アウターマッスルに脂肪や老廃物が入り込み、霜降りになった状態です。マッサージで堅くなった筋肉を揉みほぐし、有酸素運動で筋肉内の脂肪を燃焼させることで太ももを細くできます。脂肪の割合もよりますが、脂肪を減らすにはある程度の期間がかかります。筋肉が大きくなり過ぎたことが主な原因なので、太ももに負荷がかかる筋力トレーニングはしばらく控えましょう。
太ももダイエットは、むくみの分は短期間で細くできる
むくみの正体は、排出されない余分な水分です。通常、体に不要な水分は汗や尿となって体外に排出されます。しかし血行不良であったり、体内のナトリウム（塩分）が多過ぎると、要らない水分まで体の中に溜め込んでしまいます。足は心臓から遠く血流が滞りやすいため、特にむくみやすい部位です。
しかし体脂肪を減らしたり筋肉を増やすのは時間がかかりますが、水分を排出するのは時間がかかりません。そのため、太ももダイエットはむくみで太くなっている分は短期間で細くすることが可能です。
さらに女性の場合は男性と違って、筋肉量が少ないこともむくみを招いているので、程度の差はあっても大なり小なりむくんでいる可能性が高いです。脂肪太りなど他の原因が主と思われる人も、太ももの中身の何割かは不要な水分かもしれません。
太もものむくみは、どうしたら治る？
体がむくむメカニズム
ナトリウムは水分を吸収しやすい
塩分を摂り過ぎるとむくむことは、ご存知ですよね。なぜ、塩分をたくさん摂るとむくむのでしょうか。お友達とスナック菓子をつまみながらおしゃべりをしているときに、最後のほうはお皿に広げたスナック菓子が湿気てしまったと言う経験はありませんか？ でも、一緒に盛りつけたクッキーやビスケットは無事ですよね。
これは、塩には水分を吸収する性質があるからです。ビスケットやクッキーは塩があまり含まれていないので湿気るのに時間がかかりますが、スナック菓子は塩がたくさん含まれているので、すぐに空気中の水分を吸収してしまうのです。塩は栄養素名で言うとナトリウムです。
体の中に入ったナトリウムも、水分をたくさん吸収します。そのため体の中のナトリウムが多い人ほど、ナトリウムに吸収された水分も溜め込まれてむくみやすくなります。
血行不良もむくみの原因
塩分の取り過ぎだけでなく、血行不良もむくみの原因になります。血液の中には水分がたくさん含まれているので、血液がスムーズに循環していないと水分がいつまでも体の中に残ってしまうのです。脚がむくむ人が多いのも、脚は体の中で一番、血流が滞りやすいからです。
筋肉量もむくみに関係があることを先に述べましたが、ポンプである心臓から遠い脚の血管は、ふくらはぎの筋肉の収縮が血流をサポートしています。そのためふくらはぎの筋肉をあまり使わない人や筋肉が少ない人は、血流が悪くなりがちで脚がむくみやすくなるのです。立ち仕事で脚がむくむのも、ずっと同じ体勢で立ち続けるので、ふくらはぎの筋肉をあまり収縮させていないからです。
むくみの改善方法
カリウムを摂ってナトリウムを排出させる
濃い味付けが好きな人や、ファーストフードなど塩分の高い外食が多い人、スナック菓子が好きな人などは塩分の摂り過ぎに注意します。塩気が薄いと物足りないと言う人は味つけに酢や出汁を使うと、少しの塩気でも美味しく食べられるのでおすすめです。
塩分の摂取量に気をつけつつ、体の中の余分なナトリウムも排出してしまいましょう。ナトリウムを排出させるには、カリウムを多く含む食品を摂ります。カリウムにはナトリウムの排出を促す作用があるので、カリウムを摂ることでナトリウムを排出することができます。
カリウムはいろいろな食品に含まれていますが、普段の食事に取り入れやすいものではホウレン草や白菜などの葉物野菜、芋類、海藻類、キノコ類、大豆製品、青魚などに多く含まれています。女性に人気のアボカドもカリウムが豊富です。バナナもカリウムが豊富なので、朝食やおやつに取り入れるとよいでしょう。
カリウムは新鮮な食材に多く含まれており、熱に弱い栄養素です。効率よくカリウムを摂るなら、新鮮な食材を生か電子レンジ調理で食べるのがおすすめです。さっとゆがいた葉物野菜や、軽く炒めたキノコ類などもよいでしょう。
マッサージで血行を促す
滞った血液は、マッサージで動かしてあげましょう。血行がよくない人はふくらはぎで血流が止まってしまう場合が多いので、太ももだけでなく足の裏~脚の付け根までマッサージすると、より効果的です。短い時間でよいので、1日の終わりに毎日マッサージします。早い人だと1回目のマッサージで、ある程度むくみが取れる人もいます。
マッサージは擦る動作が多く、そのままだと皮膚に負担がかかるのでマッサージ用のジェルやクリームを塗ると安心です。短期間で太ももダイエットの効果を出したいなら、体を温めてくれるホットジェルがマッサージの効果を高めてくれるのでおすすめです。
ジェルを選ぶ際は、太もも用のものを選ぶようにしましょう。お腹などに使う目的で作られたものは薄くて弱い皮膚に使用できるように、成分を抑えめに作っています。太ももとお腹では皮膚の性質が違うので、太ももに使用するならもう少し高濃度なもののほうが浸透しやすく効果が出やすいです。
「ルナパルテ」も太もも用に開発されたホットマッサージジェルです。有効成分の「バニリルブチル」「唐辛子エキス」「ニンジンエキス」「カフェイン」が、太ももの内側に働きかけてダイエットをサポートしてくれます。元エステサロンオーナー監修のマッサージマニュアルもついてくるので、マッサージのやりかたがわからない人も商品が届いた日から始められます。
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