8時間ダイエットが痩せられる理論
8時間ダイエットとは、1日のうち8時間の間だけ食事を取ってよいと言うダイエット方法です。残りの16時間は、水分以外は口にしないことで痩せられる方法です。8時間の間であれば、食べてはいけない食品もありません。ケーキや揚げ物、ご飯やパスタも食べてよいのです。
しかし正常な生活リズムと食生活を想像してみましょう。朝昼晩3食を規則正しく食べる人が8時間ダイエットを行う場合、8時間で3食だとお腹がいっぱいになり過ぎて多いので、食事回数は2食に減ります。つまり8時間ダイエットは食べてよい時間帯を制限することで食事回数を減らし、トータルの摂取カロリーが減るので痩せられると言う理論です。
8時間ダイエットをしても痩せなかったのはどうして？
何を食べてもよいと言う部分を拡大解釈すると痩せられないのが、8時間ダイエットです。8時間ダイエットのやりかたやルールをよく読むと、「何を食べてもよい」とは書いてありますが「どれだけ食べてもよい」とは書かれていません。ここを誤解して「痩せられない」と言う人も多いです。
体は食べ物を口にすると、使い切れなかったエネルギーは脂肪としてどんどん溜め込みます。8時間ダイエットも、16時間絶食したら食べ物の吸収率が少なくなるわけではありません。食べ過ぎれば当然、太ります。また、8時間だけだからと油断して、コーラやミルクたっぷりのカフェオレなどの糖分や脂肪分の多い飲み物をたくさん飲んでいると効果が出にくいです。
「何をどれだけ食べてもよい」ダイエット方法があるとしたら、それは運動をたくさんする過酷な方法か、食べたものの吸収を抑えるサプリメントを使用する、お金のかかる方法以外にありえません。
苦労が少なくお金も掛からないダイエットの場合、ある程度の摂生も必要です。
怠け者は痩せられないと肝に銘じよう
ハードな運動をして体型をコントロールする人は、面倒でも運動し続けると言う努力をしているので痩せます。高価なサプリメントで脂肪の吸収を抑える人は、ほとんどの人が労働すると言う努力をすることでサプリメントを購入して痩せます。そしてこう言うことができる人は、一度ダイエットに成功したらその後も体型を維持する努力ができる人が多いです。多少太っても、また頑張ってすぐにスリムな体型に戻します。太ってから痩せる大変さを知っているので、太り過ぎないよう気をつけると言うのもあります。
病気で勝手にやつれたと言う場合や体質的に太れない人でない限り、ラクして痩せたいと言う人は太ります。本当に痩せたいのなら、怠けている自分を受け入れて律しないと痩せません。8時間ダイエットは食事内容の細かい制限が少なく、ダイエットの中では我慢が少ない方法です。健康にもよい方法なので、しばらく頑張ってみましょう。
意外かもしれませんが、専業主婦と言うのは比較的痩せやすい職業（？）です。毎日、手を抜かずにきちんと家事をこなすと、それだけでこまめに体を動かすことになるのでそうそう太りません。デスクワークで1日机に張り付いていなければならない人に比べると、自分の仕事をきちんとこなすだけでカロリーをたくさん消費できます。
暴飲暴食は、8時間ダイエットの副効果も得られない
暴飲暴食は、8時間ダイエットで痩せられないだけではありません。8時間ダイエットには、絶食時間を設けることで消化器官を充分に休息させられるメリットもあります。その結果、副効果として胃腸が整い、便秘や腸内環境も改善されるのです。胃腸の調子が整うと健康によいだけでなく、お肌の調子もよくなります。8時間ダイエットは、痩せながら体の中もお肌もキレイにできる方法なのです。
しかし、食べるのは8時間の間だけだからと言って油断して暴飲暴食をしてしまうと、胃腸に負担がかかり、8時間ダイエットの副効果も得られなくなってしまいます。それどころか「あとで食べられなくなるから」と言って普段よりも1回の食事量を急激に増やせば、胃腸がびっくりして調子を崩してしまいます。
こうなると腸の善玉菌が少なくなり、悪玉菌が好き放題に活動してしまうので太りやすくなります。胃腸の調子が悪いとニキビや肌荒れまで引き起こすので散々です。そもそも摂取カロリーが同じなら、まとめてドカ食いするよりは普通に1日3食に分けて適量ずつの食事をするほうが胃腸に負担がかからないだけマシです。
短期目標を設定すると継続しやすい
-2～3kgのダイエットなら期間が短く済むのでそれほど苦戦しませんが、-10kg、-20kgと言った目標の大きいダイエットになるとコツが必要になってきます。「3ヶ月で-3kg」「半年後に-5kg」と言った具合に、最終目標とは別に短期目標もそのつど決めましょう。短期目標は、あまりハードルの高い目標は向きません。少し頑張れば達成できそうなレベルで設定します。こうすると課題をクリアーできた達成感を頻繁に味わえるので励みになり、ダイエットを継続しやすくなります。
また、効果的なダイエット方法でも最初のうちは全く体重の変化が見られない場合もあります。途中までは痩せられても、体重が全く変化しなくなる時期が来るときもあります。体重が増えるときは1週間もたたないうちに増えますが、減らすときは時間がかかります。ですが正しい方法で行えば必ず脂肪は減ります。焦らず、じっくり取り組みましょう。
肥満傾向の人は腸内環境の悪さも肥満の原因になっているケースが多いので、腸のデブ菌を減らしてくれるプレミアム酵母を併用するのもおすすめです。
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