私のお肌にピーリングは必要!?ピーリングの副作用を防ぐには、どうしたらいい?

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ピーリングで得られる効果

ピーリングとは余分な角質を剥がして、肌本来の新しい角質にする角質ケアのことです。お肌の力で落としきれない角質を除去することで、ターンオーバーを正常化する効果が期待できます。溜まった角質によるくすみやザラつきも改善されます。

毛穴を塞いでいる角質がなくなるため、毛穴詰まりの改善効果やニキビ予防の効果もあります。お肌の浅い部分にできたシミや色素沈着の改善にも有効です。このように老化など、何らかの原因でターンオーバーの周期が遅くなったお肌に行うと、美肌効果が得られるのがピーリングです。

ピーリングには大きく分けて摩擦で角質を剥がす方法と、酸で角質を溶かす方法があります。中でも、フルーツ酸とも呼ばれるAHAを配合した、弱めの酸で角質を溶かすピーリング商品はドラッグストアなどで手軽に買えるので人気です。

クエン酸や重曹を混ぜたピーリングローションも自分で手軽に作れる上にコストパフォーマンスもよいので、実践している人がたくさんいます。

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やり過ぎは副作用を招くので禁物

ピーリングは1回でお肌がツルツルになりますが、やり過ぎは禁物です。ターンオーバーが遅過ぎるお肌をキレイにするにはよい方法ですが、ターンオーバーが正常なお肌に行うと、お肌を健康に保ち美しく見せている必要な角質まで剥がしてしまいます

適度な角質は、優秀な天然のファンデーション

角質と言うと悪者のイメージが強いですが、角質にはよい角質と悪い角質があります。ピーリングで剥がしたほうがよいのは、悪い角質=役目を終えたのにいつまでも残っている余分な角質です。

よい角質=新しくて適度な角質はお肌を健康に保ち、美しく見せる上で大切なものなのです。よい角質はお肌の内部組織の凹凸を隠し、表面をフラットに整えてくれます。肌色メラニンによる均一で美しい肌色も、健康な角質があって初めて現れます。

よい角質は、いわば自前の天然ファンデーションなのです。角質によるファンデーションは汗や皮脂で崩れる心配がありませんし、お化粧をしていないときもお肌を美しく見せてくれる優れものです。大切に扱ってあげましょう。

ピーリングによる副作用

自前のファンデーションである角質を剥がし過ぎると、さまざまな肌トラブルを引き起こします。必要な角質を剥がされたお肌は、お肌の内部の凹凸が目立ち、なめらかさやツヤがなくなります。

保護するものがなくなり、お肌が薄くなるので外部からの刺激にも弱くなってしまいます。刺激に弱いお肌はシミや色素沈着、ニキビなどができやすくなります。お肌に赤みが生じたり、ヒリヒリする場合もあります。ニキビ跡の赤みがある人は、赤みが濃くなることもあります。

フタの役割をしていた角質を剥がすことで水分が蒸発しやすくなり、乾燥もしやすくなります。乾燥もお肌を弱くするので、シミやシワ、ニキビなどのトラブルが起こりやすくなります。

ピーリングの際に強く擦っている場合などは、真皮にもダメージを受けるのでシワやたるみも生じやすくなります。ピーリングに使用するアイテムがお肌に合わないために、トラブルが起こる場合もあります。

絶対にピーリングをしてはいけないケースも

ピーリングの翌日にお肌がザラザラ・ゴワゴワになっているときは、やり過ぎてお肌が弱っている証拠です。このようなときもピーリング直後はお肌がツルツルしてキレイになったように見えますが、実際には大きなダメージを受けてボロボロになっています。

そのような状態のときは「またピーリングをしなくちゃ」と思いがちですが、それは逆効果です。ピーリングから間もないうちにお肌がザラザラ・ゴワゴワになるのは、過度なピーリングで弱ったお肌が自分を守るために、わざと角質を溜め込むことで鎧を作っている状態です。

このタイミングでピーリングをくり返してしまうと、お肌は「もっと鎧を厚くして、刺激からガードしなくちゃ」とばかりにますます余分な角質を溜め込んでしまうのです。お肌が安心して角質を溜め込むのをやめるまで、保湿ケアを中心にやさしく扱ってあげましょう。

新しい傷がある部分も、ピーリングはNGです。ピーリングによって傷口の内部を傷つけてしまいます。

私のお肌にピーリングは必要!?ピーリングの副作用を防ぐには、どうしたらいい?

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ピーリングによる副作用を防ぐには?

ピーリングが必要かどうかをしっかり見極める

ピーリングによる副作用を防ぐには、第一に本当にピーリングが必要な状態かどうかをよく見極めることです。ピーリングが必要な状態とは、お肌のターンオーバーが遅い状態のことです。ターンオーバーに問題がないお肌へのピーリングは、余計な負担をかけるだけで美容効果はありません。除去するべき余分な角質がないので、副作用も生じやすくなります。

以下の症状は化粧品などの宣伝でピーリングで治ると言われていますが、意外にピーリングが必要ない場合があります。

  • シミやニキビ

シミやニキビなど、ピーリングで治ると言われているトラブルがあっても、お肌全体に透明感があってスベスベしている場合は、ターンオーバーが正常でピーリングの必要がない可能性が高いです。

  • お肌のくすみ

お肌のくすみも本当に角質が溜まってくすんでいる場合と、産毛が原因でくすんでいるように見えているだけで、実際にはくすんでいない場合があります。産毛が原因の場合は、ターンオーバーには問題がない可能性があり、ピーリングはお肌に負担をかけるだけになる可能性があります。

お肌のキメが乱れているために光を均等に反射できず、くすんで見える場合もあります。この場合は生活習慣の見直しやホルモンバランスの調整、保湿ケアでキメを整えることで改善する可能性が高いです。ピーリングは必要ありません。

  • 毛穴の開き

毛穴の開きも、古い角質が毛穴を塞いでいて中の汚れが外に出てこれずにいる場合はピーリングが有効ですが、過剰な皮脂分泌や乾燥などの原因で毛穴が開いている場合は逆効果になる可能性があります。

 

必要のないピーリングは、お肌に負担をかけるだけなので避けるのが無難です。そして前述の通り、ピーリング後間もないうちにザラつきやゴワつきが生じる場合も、ピーリングは絶対にNGです。見た目も手触りもよくないので今すぐツルツルにしたくなりますが、お肌が元気を取り戻すまで回復をサポートしながら待ってあげるのが近道です。

ピーリングをしたほうがよいかどうか、自分で判断が難しい場合は皮膚科医に相談してみましょう。若めのドクターや美容皮膚科などの勤務経験があるドクターを選ぶと、美容的観点での勉強や治療にも熱心なドクターに当たる確率が高いです。

ピーリングは正しく行う

ピーリングを行う際は、適度な頻度で行うことが大切です。ピーリングの方法や体質、生活環境にもよりますが、フルーツ酸やクエン酸で溶かす方法の場合は週に1回か、少なくとも3日くらいは間隔を開けるようにしましょう。

ピーリングを行うときに、ゴシゴシと擦らないことも大切です。お肌の表面を軽く撫でる程度で充分です。お肌が乾燥しているときも、ピーリングの副作用が出やすいです。乾燥が気になるときのピーリングは極力避けましょうどうしてもピーリングしたい場合は化粧水やクリームでしっかり保湿してからピーリングします。

保湿はピーリングが終わってからと考えがちですが、お肌が乾燥しているときはピーリング前の保湿も大切です。敏感肌の人がピーリングを行う場合も、ピーリングの前に保湿しておくと、潤いがお肌を保護してくれるので副作用が起こる可能性が低くなります。

ピーリングの副作用の予防・改善にニベアの青缶が効果あり

本来の用途のハンドクリームとしてだけでなく、美肌効果でも注目を集めているニベアの青缶は、ピーリングによる副作用の予防にも効果があります。副作用が起こってしまったときの症状の改善にも役立ちます。ニベアの青缶を初めて顔に塗る人は、事前に二の腕の内側などの皮膚が柔らかく目立たない所で、パッチテストをしておくと安心です。

顔に塗るときは、両方の掌に指の関節1~2個分くらいの量を均等に広げ、両手で顔を押さえるように馴染ませると簡単です。化粧水などでお肌に水分を与えたあと、顔に水滴が残っているうちに塗るのがベタつきにくくおすすめです。

物足りないときや乾燥、ザラつき・ゴワつきが特に気になるときは、クリームでお肌が白く隠れるくらいたっぷりと塗り込み、パックとして使用します。クリームが完全にお肌に馴染んで透明になるまで、ていねいに馴染ませたら完了です。

洗い流さずそのまま寝たりお化粧したりできるので、忙しいときもしっかりケアができますし、リーズナブルで惜しみなく使えるのも心強いです。お肌に合えばとても重宝するアイテムなので、ピーリングをするなら一つ持っておくと安心です。

乾燥が原因の肌トラブル全般に効果があり、乾燥肌やインナードライ肌の人は毛穴の開きや凸凹にも効果的です。

乾燥しない肌作りも大切

ピーリングをお肌のケアに取り入れるなら、普段から乾燥しない肌作りをしておくことも副作用を防ぐ上で大切です。日頃乾燥していて弱っているお肌は、ピーリングによる副作用を起こしやすいからです。毎日のスキンケアで充分に潤いを与え、強いお肌を作っておきましょう。

お肌の乾燥を防ぐには、スキンケアで水分を充分に与えることが重要です。エアコンが効いた室内に長時間いる人など、お肌の乾燥を招きやすい環境の人は、クリームなどで油分も多めに与えておくと乾燥しにくくなります。紫外線もお肌の乾燥を招くので、日中に外出するときは紫外線対策も忘れずに。曇りや雨の日も、太陽は見えませんが紫外線は降り注いでいるので油断は禁物です。

普段のお手入れにもニベアの青缶は大活躍しますが、もっと油分が少ないケアのほうがお肌に合う人は「メルライン」もおすすめです。ニキビケア用のオールインワンジェルですが、一般的なニキビケア商品と違い、乾燥しやすいUゾーンのニキビをターゲットにした商品です。

MELLINEはこちら!

保湿を重視して作られているので、ニキビがない人にも使えます。美白成分も配合されているので、ピーリングによる色素沈着の予防・改善効果も期待できそうです。ジェルタイプなので、ニベアの青缶と同じようにたっぷり塗ってパックとしても利用できます。

こちらも洗い流さなくてよい上に、ワンステップで全てのお手入れが完了するので、一つ持っていると忙しい朝などに重宝しそうです。

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