ニキビができたら石鹸で洗ってあげよう
出産前の沐浴指導では、赤ちゃんの顔の洗いかたは「濡れたガーゼで8の字を書くようにやさしく拭く」と教わった人が多いと思います。ですがニキビができているときは、赤ちゃんも石鹸で顔を洗います。赤ちゃんにニキビができるのは生後3ヶ月までのことが多く、この時期の赤ちゃんは一生の間で一番皮脂が多いと言われるほど、皮脂分泌が盛んです。
余分な皮脂がニキビの原因になるのは赤ちゃんも同じなので、石鹸で皮脂を落としてあげましょう。通常の沐浴でも、顔を洗われるのを嫌がる赤ちゃんは多いです。回数を重ねて慣れてしまえばだいたいの子は嫌がらなくなりますが、泣いて暴れる赤ちゃんの顔を洗うのを、不安に思うお母さんも多いと思います。
そう言うときは無理にバスタブに浸からせて洗うのではなく、沐浴の前に服を着せたままの状態で顔だけ先に洗ってしまいましょう。赤ちゃんが暴れて水没させる心配がなくなります。バスタオルなど、濡れても構わないものの上に赤ちゃんを寝かせて洗うと洗いやすいです。石鹸を使わない場合でも、赤ちゃんが洗顔を嫌がるとき全般に使える方法です。
洗顔中は別のことに赤ちゃんの気を逸らせよう
ニキビがそれほど多くなく、皮脂によるベタつきが少ない場合は通常のガーゼで拭くだけの方法で様子を見ても構いません。あまり神経質になり過ぎてお母さんが疲れてしまっても赤ちゃんによくないので、多少のことは大目に見るようにしましょう。
ですがニキビがたくさんできてしまっている場合や、皮脂がたくさん出ている場合はやはり石鹸できちんと洗ってあげることが必要になります。赤ちゃんが嫌がるようなら、歌を歌ってあげたり話しかけてあげたりして、赤ちゃんの気持ちを別のことに向けるようにしてみましょう。
工夫してあやしても赤ちゃんは泣き続けるかもしれませんし、まだ言葉もわかりませんが、お母さんがやさしく接してくれていることはちゃんとわかっています。泣きながらも、お母さんの声を一応気にして聞いていたりもします。思うように泣き止んでくれない赤ちゃんもいますが、この方法にはお母さんの気分を紛らわす効果もあります。
赤ちゃんに歌ってあげる歌はでたらめでもOK
小さい子供のお母さんが全員、話し上手で歌が上手なわけではありません。産んで間もないうちは「赤ちゃんが産まれたけれど、緊張してどう話しかけてよいかわからない」と言うお母さんもいます。そう言う意味では歌を歌ってあげるほうが簡単かもしれません。
赤ちゃんが喜ぶような子供向けの歌を知らなければ、自分で作ってしまいましょう。内容はでたらめでも構いませんし、毎回バラバラでも構いません。何度かやるうちに、自分なりのフォーマットができてきます。音痴でもリズム感がなくてもOKです。お母さんが楽しみながら、赤ちゃんのために歌ってあげることが大切なのです。
赤ちゃん向けオリジナルソングの作り方
プロが作る歌のように「Aメロ、Bメロ、サビ」と言うようなきちんとした構成でなくて構いません。例えば赤ちゃんの名前を入れて「〇〇ちゃんはかわいいな~♪〇〇ちゃんはイイ匂い～♪〇〇ちゃんのうんちはよいうんち～♪」をでたらめな節で延々くり返すだけでもよいのです。
何かメロディーが決まっていたほうがやりやすいと言う人は、知っている曲を替え歌にしてもいいです。「かわいい魚屋さん」なら歌い出しの歌詞の「魚屋さん」を赤ちゃんの名前にするだけで赤ちゃん専用のテーマソングになります。動画サイトなどで検索すると簡単に見つかります。歌い出しが決まると続きが浮かびやすいので、歌い出しだけ「かわいい魚屋さん」を使って続きは自分ででたらめに作る方法もあります。
赤ちゃんに歌を作る上で押さえなければならないポイントは、「簡単で、赤ちゃんのお世話をしながらでも楽しく歌える」ことだけです。あまり複雑なものだと「えーと続きはどうだっけ？」と手が止まってしまいますから。
やってみるとわかりますが、簡単ながらも創作遊びができる方法です。お母さんが育児に疲れてしまう理由の一つは、赤ちゃんのお世話がルーティンワークの連続だからです。簡単な創作活動を取り入れることで、お母さんの気分転換にもなります。赤ちゃんと言うリスナーがいるのも、張り合いがあって楽しいものです。
顔を洗えたら保湿も忘れずに
洗顔後にお肌がカサカサするようなら、保湿ケアもしてあげましょう。あまりベタベタするものだと赤ちゃんのお肌にホコリが付きやすくなってしまい、ニキビによくありません。使用するローションなどはサッパリした使用感のものがおすすめです。
メルラインなら添加物フリーで低刺激なので赤ちゃんのデリケートなお肌にも合いやすく、お母さんのスキンケアも1ステップでついでに済ませられます。
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