長年の顔ニキビを解決した体験談~お手入れ情報収集編~

長年の顔ニキビを解決した体験談~お手入れ情報収集編~

ニキビを刺激してはいけないのは、みなさんもご存知の通りです。ですがニキビ肌の人もお肌のお手入れは必要です。とは言え、お肌のお手入れの仕方についてはさまざまな情報が飛び交っていて、何が正しいのかわかりにくいのも事実です。

特に慢性的にニキビに悩まされている人などは、お手入れすることでかえってニキビが悪化させてしまうこともあるので難しいですよね。今回は正しい情報を手に入れるためのスキンケア情報の見極め方について、実際の体験をもとにお話ししたいと思います。

 

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お肌の質は全員違う

顔ニキビができる肌タイプもいろいろある

一口にニキビ肌と言っても、いろいろなタイプがあります。「水分も油分も多い人」「脂でギトギトだけれど水分は足りていない人」「水分・油分は適度な人」と人によっていろいろです。ニキビのでき方も「常に顔全体にできる人」「生理前だけ顎ニキビができる人」「スナック類やチョコを食べたときだけできる人」「生魚を食べるとニキビができる人」とさまざまです。

また、同じ人でも年齢や体調、環境や季節などによって肌質が変化します。私は小学生の頃から30代まで顔ニキビに悩み続けていましたが、小学生の頃は水分・油分のバランスはノーマル肌でした。14歳頃からは授業中も不快感で悩むほどの超オイリー肌になり、30歳を過ぎても超オイリーで真冬も夏用のファンデーションでちょうどよい感じでしたが、この頃になると冬は乾燥も多少感じるようになりました。

やがて、いつの頃からかインナードライ(脂でベタベタしていてわかりにくいけれど、実際は水分が足りていなくて潤い不足のお肌)になっていて、化粧水のあとに油分をしっかり補ったほうが皮脂が出にくい状態になりました。途中までは単なる皮脂分泌過剰だったのが、いつの間にか潤い不足が原因の皮脂分泌過剰に移行していたのですね。

 

お手入れの仕方は、ニキビだけでなく肌質を総合的に見て考える

しつこい顔ニキビに悩んでいる人は、ついニキビケアだけを考えてしまいがちですが、ニキビを根本的に治すには、健康で強いお肌を作る必要があります。お手入れの仕方も、ニキビだけでなく自分の肌質や体質を総合的に見て、合う方法や化粧品を取り入れるのが近道です。

お肌のお手入れの仕方は、どんな肌質の人でも「お肌に多過ぎるものを取り去り、足りないものを補う」のが基本です。しかし人それぞれお肌の状態が違うので、細かい部分は人によって何が適切か違います

一般的に正しいと言われる情報やよいと言われる商品・お手入れ方法でも、自分の肌には合わない場合もあります。例えば顔の洗いかた一つを取っても、水で軽くすすぐだけのほうが合う人もいれば、朝晩オイルクレンジングで毛穴の汚れを念入りに落とさないとニキビができる人もいます。

 

好転反応について

合わない化粧品を使うと、ニキビが悪化したり肌が赤くなってしまったりすることがあります。しかし「お肌に合わないから」ではない理由で、新しい商品や方法を試した後でお肌の調子が悪くなることもあります。

「始めてすぐは肌の調子が悪くなったけれど、続けたら前より肌がキレイになった」と言うケースがそうです。これは好転反応と言って、化粧品などの働きでお肌が回復しようとして、余分なものの排泄を始めるので起こります

好転反応が起こったお肌は毒素や不純物を毛穴から排出するために、ニキビが増えるなどのよくない症状が出ます。しかし、お肌によくないものをどんどん外に出しているので、要らないものを出し切ったあとは元の状態よりもお肌の状態がキレイになります

一時しのぎでなく根本的に肌の状態が改善されるので、好転反応を引き起こすものは最高に合うお手入れ方法や化粧品と言えます。肌に合わないためにトラブルに発展しているケースとの見極めが難しいですが、人間の勘は結構当たるので「ピリピリするけれど何だか効きそうな気がする」と言うときは好転反応の可能性が高いです。

取り返しがつかなくなりそうな雰囲気でなく我慢できそうなら、しばらく様子を見ながら続けてみましょう。

 

私の化粧品体験談

一般論が通用しない場合もある

ここまでの内容について、私の体験談でみなさんの役に立ちそうなものがあるのでお話します。一般的に「海外ブランドの化粧品は外国人の肌に合わせて作ってあるので、日本人には合わない」と言われています。日本人の肌は外国人に比べて繊細なので、外国製の化粧品では成分や香料が強過ぎるのだそうです。

ところが、私の肌に一番合う基礎化粧品は、フランスのメーカーのものでした。私は両親とも先祖代々日本人なので、生粋の日本人です。フランスと言えば白人が多い国ですから、黄色人種の私とは肌質も全く違いそうですが、なぜかフランスのものがピッタリ合ったのです。

合う化粧品に出会ったときのお話

そのフランス製の化粧品に出会ったのは、私が20歳を過ぎたばかりの頃の話です。化粧品カウンターの前を通りかかったらBAさんに呼び止められ、そこで売っているフランスのメーカーの化粧品をすすめられました。年頃だと言うのにニキビで酷い状態の私の顔を見て気になったそうです。

それで初めて化粧品のためにローンを組んで、洗顔料からクリームまですすめられたものを一通り購入しました。何をやっても肌がキレイになった試しがなかったので、化粧品程度で私の肌がキレイになることはないだろうと思っていて、基礎化粧品には高価なものは選ばない主義だったのに、です。外国製の化粧品が日本人の肌に合いにくいことも知っていました。

でも、そのときは何となく「これでよくならないなら、他の化粧品もダメなんじゃないかな」と言う気がして、試してみたほうがいい気がしたのです。

化粧品選びは直感も大切

家に帰ってから、さっそく購入した化粧品を教わった通りに使いました。仕上げに塗るクリームがちょっとヒリヒリして、その頃は好転反応と言うものがあることも知らなかったのですが、何となく続けたほうがよさそうな気がしたので継続することにしました。

思った通り、しばらく使い続けるうちにヒリヒリ感を感じることはなくなり、肌の状態もよくなってきました。あとでわかりましたが、私が購入したクリームはお肌が疲れていると刺激を感じて、使い続けてお肌が元気になると刺激を感じなくなるものだったのです。

私のニキビはホルモンバランスの乱れなど化粧品で対応できない要因もあったので、完全にニキビができなくなるまではいきませんでしたが、それでもこの化粧品を使うようになってお肌の状態はだいぶよくなりました。

全く知らなかったメーカーの化粧品を、直感で選んで直感で使い続けて成功した例でした。そして、何をやっても効果がない頑固なニキビも、諦めずに探し続ければ合う化粧品やケアの仕方が存在することを知る経験にもなりました。

 

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信頼できるソースとそうでないソース

ここまで、お肌のお手入れについての基本的な考えかたを述べてきました。ですが前述した通り細かい部分は人によって何がよいか違うので、自分に合う方法や商品は自分で探さなければなりません。そこで、次は「どんな情報が信頼できるか」「信頼してはいけない情報はどう言うものか」についてお話します。

 

注意が必要な情報ソース

メーカーサイトやアフィリエイトサイトなど、商品を購入させることが目的の情報ソースは、情報が完全でないことが多々あります。アフィリエイトサイトの形を取らないソースでも、表面上わからない部分で商品をすすめなければならない立場にあるケースもあります。

メーカーの広告を掲載している雑誌なども、メーカーとのしがらみがあるのであまり当てにならないことが多いです。昔、「公正な情報を発信するために化粧品メーカーの広告を一切載せない」化粧品情報雑誌がありました。残念ながらその雑誌はいつの間にかなくなってしまいましたが、使ってみてよくなかった商品も、実際の感想が正直に書かれているので大変参考になりました。

 

アフィリエイトサイトなどの情報の見方

商品を購入させる目的のソースで顔ニキビの解決の仕方について情報を得る場合は、「肌に対する知識が豊富な人が、読者に対して誠意をもって書いているか」「商品に魅力を感じさせるために間違ったことを言っていないか」と言う部分に注意して情報の正邪を判断すると、宣伝のための情報源も有効に活用することができます。

商品が売れることで利益が発生しないと思われる、第三者の情報ソースでも同じことを言っているかどうか調べるとより確実です。メーカーサイトなら、商品の情報だけでなく企業姿勢も見ると判断しやすいです。

「ニキビ肌に悩む人を助けたい気持ちがあり、質のよい商品を提供しようとしていることが感じられるメーカー」、「肌やニキビのメカニズムに詳しい専門家が熱心に商品開発をしているメーカー」、「顧客への対応が親切で感じよいメーカー」は、ニキビについての正しい情報を発信してよい商品を売っている可能性が高いです。

 

商品レビューも役立つ

使ってみたいと思う商品を見つけたら、実際に商品を使った人のレビューを探してみましょう。口コミサイトショッピングサイトの商品ページなど、一般の人が自由に投稿できる情報ソースがおすすめです。

自分でお金を出して商品を購入した普通のお客さんの反応は正直なことが多く、よい商品かどうか正確に判断しやすいからです。また、メーカーサイトに掲載されている口コミなどと違い、掲載する側の編集が加えられていないのも大きなメリットです。

特に自分と肌質が近そうな人の意見は、自分にも当てはまる可能性が高いです。いろいろな商品の使用経験がある人や、高価なブランドの商品を使用したことがある人の比較意見も客観性が高いので参考になります。

 

商品レビューを参考にする際の注意点

ただし、口コミサイトやショッピングサイトのレビューコーナーに投稿する人のほとんどは、専門知識を持たない素人です。「私に合わなかったからダメな商品」など、主観によって極端な意見を述べる人もいます。そう言った点を考慮して判断するようにしましょう。

また、一般の人が投稿できる場所でも中にはメーカー関係者の自作自演の投稿もあります。ショッピングサイトで、ショップのスタッフが評価の高い口コミを大量に投稿していることもあります。しかしレビューを読み慣れてくるとある程度、本当にお客さんなのかどうかわかるようになってきます。

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まとめ

いかがでしたか?顔ニキビを治すには、「自分のお肌がどんな状態で、どんなお手入れが合うのか」を知ることが大切です。お肌の質もニキビの原因もさまざまなので、一般論が当てはまらない場合もあります。重要なのは他の人たちによかったかどうかではなく、「自分に合うかどうか」です。専門家の間ですら、それまでの常識が覆されることもあります。

それを踏まえて、いろいろ試しながら自分のお肌に合う商品や方法を探していきましょう。今はインターネットでいくらでも情報が手に入るので、自分のお肌に合うニキビの治しかたもきっと見つかります。よい情報に巡り合うためには、情報の取捨選択の仕方を知っておくのがおすすめです。

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