にきびの失敗談 不健康な生活で最後は皮膚科へ行くことに…

にきびの失敗談 不健康な生活で最後は皮膚科へ行くことに…

にきびができたきっかけ

にきびは思春期のものだという思い込みがありましたが、大人になっても顔にきび中心にあちこちにできて、長い間悩んでいました。

最初に顔にきびに気が付いたのは、20代の半ばごろです。そのころ、社会人になってしばらく経ち、転勤になって実家から通うことがむつかしくなったため、1人暮らしをはじめたころでした。

転勤した先で担当となった仕事は山場を迎えていて、とても忙しく働いていました。
毎日定時を過ぎての残業や休日出勤は当たり前で、朝早く出勤したり、終電にも間に合わずに、会社に泊まり込むことも良くあって、仕事の合間に睡眠を細切れに取っているほどでした。

食事も、誰かに買ってきてもらったコンビニのお弁当や、カップラーメンならまだ良かった方で、職場でコーヒーや甘い清涼飲料水を飲んだり、買い置きをしておいた、お菓子をつまみながら仕事をしていたことが多く、きちんとした食事を取った、という記憶はほとんどありません。

もともと脂っこい物や、クリームをたくさん使ったお菓子が大好きだったのに加えて、この頃はストレスが大変多い仕事だったので、大量に食べていました。

たまに休みがあったとしても、誘われて飲み会に行ったりファミレスでデザートを食べたりして、今振り返ると、不健康そのものの生活を送っていたと思います。

そんな生活を送っていたので、顔や口周りににきびがすぐできました。最初にできたのは、小さな白にきびで、数も少ないものでした。黒い鼻にきびもできていたと思います。

思春期のころは、にきびをほおっておいても、気が付いたら自然と治っていました。そのため、にきびだな、と気が付いても、特にケアは何もしませんでした。ちょっと大きなにきびは、コンシーラーなどで厚く塗って隠していました。

顔のことは気にしていなかったのと、仕事は相変わらず忙しかったので、そのまま寝不足気味で、不規則な生活を送り、食事もお菓子や簡単な物ばかり食べていました。
飲み会で夜遅く帰ってきて、メイクを落とさずに寝てしまうこともあったと思います。

白にきびから赤にきびへ

そのうち、白いにきびが赤みを帯びるようになってきて、しかも顔のかなりの範囲に広がるようになりました。コンシーラーでごまかせないほどひどくなりました。
しかも無意識のうちに顔を掻く癖があるせいか、気づいた時には、顔の頬を中心に、真っ赤にただれたようになっていました。

その時点になると、自分で鏡を見て「さすがにこれは何とかした方が良いのかな」と思うようになりました。それでも、一人暮らしだったことと、ほとんど人に会わない仕事だったので、あまり見ないようにして、そのまま仕事に通っていました。

通勤にはマスクをして隠していましたし、職場では何も言われませんでした。でも、職場の人など、会った人たちには何か思われていたかもしれません。

スキンケア自体の知識が少なく、にきびのためのスキンケアの仕方も全く分かっていなかったので、赤い部分がひどくなってからも、洗顔くらいしかしていませんでした。

マスクで隠していれば良いかと思っていましたし、なにか薬を塗ったりすることはもちろん、皮膚科のクリニックに行ったことがそれまでなかったため、クリニックで診察してもらう、ということさえ思いつきもしませんでした。

やっと皮膚科へ受診

それから少しして、地元に住んでいる叔母、母の妹が、たまたま私の家の近くまで来る用事があったので、一人暮らしの様子を見に私の家に遊びにやってきました。すると、叔母は私の顔を見るなり、「なんてひどい顔!」とびっくりしました。そして、「今すぐ病院に行きなさい!」と叱ったのです。

他の人に自分の顔を見てそこまでびっくりされたことに、こちらもびっくりしました。その段階でも、これは単なる顔にきびで、病院に行くようなことではない、と思っていました。

しかし、あまりにも叔母に強く言われたのでしょうがなく、といった気持ちがありつつ、ちょっと遅い時間だったのですが、まだ診療していた皮膚科を診てもらえるクリニックを探して行ってみました。

診察をしてくれたお医者さんも、ちょっとびっくりした様子でした。「化膿をしているので強い薬を出しましょう」といわれました。薬と一緒に薬用せっけんもいただき、洗顔の仕方などを一から教えていただきました。
薬はかなり強いものだったと思います。
「化膿」という言葉を聞いてはじめて、にきびでも重い状態であることに、ようやく気が付きました。

その後、言われたとおりに薬用せっけんで洗顔をして、いただいた薬を教えられたとおりにきちんと塗ると、赤みが少しずつひいていきました。

皮膚科受診のその後

皮膚科クリニックに行った後から、その後仕事も落ち着いて、食生活なども見直しました。それでも、ちょっと油断をすると頬だけでなく、鼻にきび、眉間にきびなど、いろいろな場所ににきびが出ましたので、その都度、薬局で専用の薬を塗っていました。

化膿した赤いにきびは、赤みはだいぶなくなったのですが、にきびだった場所は痕になって残ってしまいました。
どうメイクしても、明らかに顔の色が違っていることが分かるくらいの痕で、かなり悩みの種になりました。あまり目立たなくなったのは何年も経ってからです。

最近になって、にきびの痕も皮膚科で治療ができるということを知りました。にきびの治療を専門にしているクリニックで治療を受ければよかったと思っています。


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