ダイエットに停滞期がある原因は?
命を守るため(本能的行動)
人間の脳には自分の今の体型をなんとかキープしようとするホメオスタシスという働きがあります。
ダイエットを実践し、急激に体重が落ちてしまうとホメオスタシスが発動し、人間の脳は飢餓状態に陥り、命を守るためにたべた栄養を体の中にどんどん取り込もうとします。
そのため、同じダイエットを継続してもなかなか落ちなくなるものですが、これはダイエット法が間違っているわけではなく、脳の働きを原因とした停滞期を引き起こしているからなんです。
ダイエットに対するストレス
先ほど申し上げたように、ホメオスタシスの働きは停滞期に大きく関係しているわけですがダイエットを行う上で感じやすいストレス・・このストレスと停滞期の大きな原因の一つであります。
ハンバーガーやパスタといった高カロリーでおいしいメニューが食べれないストレス、そして面倒な運動を頑張り続けることでイライラは高まるものですが、ストレスを溜め込むことで自律神経が乱れるため消費カロリーは一気に下がってしまうわけです。
ストレスはダイエットの最大の敵といっても過言ではありませんので、たまにはリフレッシュタイムを取り入れることを心がけましょう。
体がダイエットサイクルに慣れてしまうから
普段行っていなかった運動ダイエットをスタートしたり、食事を低カロリーのものにかえることで体は刺激を受けて最初はとても体重が落ちやすいものです。
しかし、体が慣れてしまうことで同じダイエット法をずっと続けていても体重が落ちにくくなってしまうのです。
停滞期の上手な過ごし方を教えて!!
なかなか体重が減らない停滞期を迎えるとイライラしてしまいがちですが、このイライラが停滞期をさらに悪化させる原因となってしまいます。
先ほども申し上げたように、停滞期は命を守るべくなくてはならない大切な機能であります。
そして停滞期を迎えることは自分が痩せた状態を脳と体に記憶させるための重要な期間でもあるわけです。
記憶させるための大切な期間であるにもかかわらず、そこでどか食いしたり、極端なダイエットを行ってしまうと、せっかくの今までの頑張りを全て無駄にしてしまうので本当にもったいないんですよね↓
そこでここからは停滞期をどう過ごすべきか解説させていただきます。
のんびり精神がキーポイント
停滞期を迎えても焦らず”のんびり精神”をキープしましょう。
停滞期は1ヶ月ほど続くことがありますが、それ以上続くことはなく必ず抜け出せるサイクルになっています。
停滞期に突入しても極端な食事制限を行うのはやめて、今の体重をキープさせるということを心がけましょう。
ここで体重の激しい増減があれば停滞期を抜け出せなくなってしまいますので、無理なくのんびに行きましょう!(もちろんどか食いは禁物です。)
同じダイエットメニューを継続しよう(どか食いの原因・防ぎ方)
停滞期は体が飢餓状態になっていますので、食事内容をカロリーの低いものにさらに変えたとしても、体の中に取り込むカロリーにはほとんど変化がありませんので、体重自体もあまり減ることはありません。
無理なカロリー制限を行うことで逆に脳も体もストレスを溜め込んでしまうので痩せにくい体質になったり、何より停滞期に1番避けるべき、”どか食い”行為に走りやすいからです。
停滞期にダイエットメニューを無理に強化するのではなく、今まで通りのダイエット法を実践することを心がけましょう。
停滞期をうまく脱出する方法は?
レコーディングダイエットを実践する
停滞期をうまく抜け出すには、レコーディングダイエットを実践することをおすすめします。
できれば食べたメニューのカロリーも調べて、毎日の食生活のどの辺に問題があるか一度チェックしてみることで「炭水化物を少し控えよう」、「おやつ意外とたべてたな・・」と自分の食習慣を反省&見直すことができるからです。
また、最近はカロリー計算を自動的に行ってくれるレコーディングダイエット用のアプリなどもありますので、ちょっとした手間を省く為にもそういったものをうまく活用していくと良いでしょう。
ご褒美の日を設ける
停滞期とは、今までと違う食事内容や運動共に体重の大きな変化から「命の危機」を感じ、これ以上痩せないようにと過剰に栄養を吸収するべく、ホメオスタシスが発動することが停滞期を引き起こす1番の原因です。
そのホメオスタシスの機能をうまく活用し、いつもの食事内容に戻すことで「もう飢餓状態がおわったんだ!」と思うので停滞期を解除できる可能性がとても高いです。
「せっかく痩せたのにまた食事内容を戻すなんて怖い!!」と思いがちですが、食べた後脂肪になるのは1〜2週間という期間を要するため2〜3日食事の量を増やしたとしても体重が増えるわけではありません。
しかし、無駄な脂質や糖質は極力避けるべき時期ですのでいつもの食事量かつ、あっさりとした和食メニューを2〜3日間取り入れていきましょう。
運動を休憩する
失敗しやすいダイエッターさんこそ無理な運動ダイエットを実践しやすいものです。
しかしながら、筋肉とはわたしたちが休んでいる時こそ育つ部分であります!
もちろん運動ダイエットをがんばることはとても素晴らしいことですが、筋肉を強化し、代謝アップへとつなげるためにも停滞期は運動を少し休憩してみることも効率よく停滞期を抜け出すための一つの手であります。
運動メニューをかえてみよう
運動をしばらく休憩することも必要ですが、運動ダイエットも食事と同じで停滞期に同じメニューばかり続けていると体がマンネリ化してしまうため、あまり大きな効果を得ることができなくなってしまいます。
もし早い段階にて停滞期を改善したいならば、ウォーキングを長く続けていた方は水泳ダイエットなど新しいメニューへと変えたり、筋トレメニューをレベルアップするなどして少し体に新しい刺激を与えてみましょう。
コメント