ニキビは必要以上に触らない
ニキビができやすい人は、必要以上にお肌に触らないことが大切です。ニキビができやすいお肌は刺激に弱いお肌なので、触ることで刺激を与えないように注意します。また、手についた雑菌がお肌につくことも新たなニキビの原因にもなります。特に顎は、以下のような動作の癖がある人は頻繁に手で触ってしまうことになります。
- 頬杖をつくことが多い
- 考えごとをするときなどに、顎に指を当てる
- 手を組んで顎を乗せてしまうことが多い
- 机に顔を乗せて仮眠することがたびたびある
その他、机に顎を乗せてしまう癖がある人も、机の雑菌がニキビの原因になってしまいます。動作の癖は治すのに時間がかかりますが、ニキビができにくいお肌にするために注意するようにしましょう。机に顔を乗せて休みたいときは清潔で柔らかく、厚みのあるタオルを敷くのがおすすめです。
マフラーなども要注意
顎ニキビができやすい人は、マフラーなどの巻き物や、タートルネックの衣類にも注意が必要です。顎に触れるファッションアイテムはニキビが治るまで使わないのがベストですが、寒い季節や冷房の強いオフィスでは難しいかもしれません。
マフラーやストールなど、顎に触れるものを身に着けるときは、清潔で肌当たりのよいものを選ぶようにします。触ってみてチクチクするもの・ザラザラするもの・ゴワゴワするものはニキビ肌には刺激になるので避けます。柔らかく触り心地がよいものを、毎日交換して使うようにしましょう。洗濯機でこまめに洗えるものがおすすめです。
洗濯の際はお肌に合う柔軟剤を使用すると、次に使うときも柔らかく仕上がります。ただし外国製の柔軟剤は香料などの刺激になる成分が強いので避けましょう。よほどお肌が弱い人でなければ無添加でなくてもよいですが、日本のメーカーのもので香りが強過ぎないものを選ぶと無難です。
お肌が弱い人は重曹を柔軟剤代わりに使ってもOK
お肌が弱い人の場合は、市販の柔軟剤で肌トラブルを起こしてしまう人もいます。柔軟剤を使えない体質の人や、節約したい人は重曹も柔軟剤の代わりになります。重曹には消臭効果もあるので、夏場の汗の臭いなども解消できます。目安量は水50リットルに対して100g程度(1/3~2/3カップ)ですが、それほど厳密でなくて構いません。
全自動洗濯機の場合はスタートボタンを押す前に洗濯機の柔軟剤を入れる部分に重曹を入れます。面倒でなければ、すすぎのタイミングになってから重曹を入れるとよりふんわりします。2槽式洗濯機の場合は、最後のすすぎのときに重曹を洗濯槽に入れます。もっとふんわりさせたい場合は、重曹にクエン酸を小さじ1杯程度混ぜます。
洗濯に使用する重曹は一番安い価格帯のものでOKなので、柔軟剤を使用するよりコストパフォーマンスも優れています。
お肌も刺激に強くしよう
ニキビができやすい人は、お肌そのものも刺激に強い丈夫なお肌を作るのがおすすめです。お肌を丈夫にするには、お肌を作る栄養素をきちんと摂ります。体に必要な栄養素には多くの種類がありますが、ニキビができにくいお肌を目指すならお肌の原料となる良質なたんぱく質、皮膚や粘膜を強くするビタミンA(カロテン)、コラーゲンの生成を促すビタミンC、血行をよくしてお肌に栄養を届きやすくするビタミンEが不足しないよう気をつけるのがおすすめです。
乾燥もお肌を弱くするので、保湿にも注意します。特に洗顔後は、どんな肌質の人も水分は全て洗い流されてしまっているので水分だけは必ず補います。メルラインも顎ニキビができやすい人のお手入れにおすすめです。
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