ニキビ肌のための肌タイプ別洗顔方法~乾燥肌・インナードライ編~

ニキビ肌のための肌タイプ別洗顔方法~乾燥肌・インナードライ編~

適した洗顔方法は、お肌の状態によって人それぞれ違います。年齢や季節によって合う洗顔方法が変わることもあります。今回は年齢が上がるにつれてノーマル肌、オイリー肌、インナードライときどき乾燥肌と変化した私の経験を踏まえて、乾燥肌とインナードライのお肌におすすめ洗顔の仕方をご紹介します。顔ニキビに悩んでいる人で今の洗顔方法に疑問を感じている人は、参考にしてみてくださいね。

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乾燥肌・インナードライのお肌の洗顔方法

潤い不足のお肌は水で洗うだけで充分

乾燥が気になるお肌は、お化粧を落とす場合を除いて水ですすぐだけの洗顔が適しています。皮脂が多く水分が足りないインナードライのお肌も同様です。インナードライの場合はお肌の表面はベタベタするので、水分が足りていないことに本人が気付いていないことも多く注意が必要です。隠れ乾燥肌とも言われます。

皮脂は多いので「ベタつくからしっかり洗わなくちゃ」と思ってしまう人も多いのですが、インナードライの人の場合、ベタつきの原因はお肌の乾燥です。お肌の水分が足りていない人が、ベタつきが気になるからと言って洗浄力の高い洗顔料などで洗ってしまうと余計にお肌の乾燥を招き、皮脂分泌を促してしまうので逆効果です。

水洗顔で皮脂分泌が抑えられる場合も

インナードライの人でサッパリする洗いかたに慣れている人は、水洗顔だけだと脂っぽさが残るので最初は物足りなく感じるかもしれませんが、続けるうちに過剰な皮脂分泌が抑えられベタつきやテカりが気にならなくなっていきます

インターネットなどで、「有名ハンドクリームを洗顔後に鼻に塗ったら毛穴の黒ずみがなくなった」と言う書き込みを見たことがある人がいると思います。これなども乾燥が原因で皮脂分泌が過剰になり、毛穴が詰まっていたケースです。洗顔後にハンドクリームを塗ることでハンドクリームの油分がお肌にフタをして、水分の蒸発を防ぐので皮脂分泌が抑えられて毛穴が黒ずまなくなったのです。

もし、汚れを落とすことに重点を置く毛穴ケアでニキビがよくならない場合は、もしかしたら乾燥しやすいお肌で洗顔方法が合っていないのかもしれません。しばらくの間、水洗顔に切り替えて様子を見てみましょう。小鼻の脇にサラダオイルを垂らしたように液状の脂が見られるなど、極端に脂が多く浮いているときは予めティッシュで軽く押さえると、洗い上がりがギトギトしません。

洗顔するときの水の温度

顔の洗いかたを調べると、「水ですすぐのがよい」「ぬるま湯ですすぐのがよい」「ぬるま湯ですすいで最後に冷水で引き締めるのがよい」と情報源によって、よいとされる水の温度が微妙に違います。これについても参考までに、自分の肌で実験した結果をお話します。

顔を洗う場合のぬるま湯は一般的に38度程度と言われますが、38度のぬるいお湯でも水に比べて皮脂を落とす力は強いです。ある程度保湿力のあるお肌であれば問題ありませんが、乾燥が気になるお肌の場合は水の方が無難です。

冷水で引き締める効果については、一般に言われる毛穴を引き締めて化粧崩れを防ぐ効果はそんなに高くありません。ある程度元気なお肌で、毛穴が引き締まった状態を保てるお肌の場合はそれなりに効果がありますが、弱っていて毛穴を支える力が衰えたお肌の場合は冷水で引き締めても夏の暑い屋外などに出ればあっと言う間に普段の状態に戻ってしまいます。

冷水でお肌を引き締める本当の効果

しかし、冷水でお肌を引き締めるのには別の効果があります。霜焼けを治すのに、温かいお湯と冷水で温める・冷やすを交互にくり返すとよいと言うのはご存知でしょうか?霜焼けは体が冷えて血行が悪くなることで、手足などに充分に血液が届かなくなるために起こります。しかし温かい刺激と冷たい刺激がくり返されることで、血管が刺激されて血行がよくなり、霜焼けが改善します。

実は疲れているお肌も、同じ方法で血行が改善します。血行がよくなればお肌に栄養が届きやすくなるので、ターンオーバーを促すことができるのです。手足などの霜焼けを治すのと違い、顔の薄く乾燥しやすい皮膚に温かいお湯はよくないので、霜焼け治療のときと少しやり方を変えます

バスタブに浸かって充分に体を温め、汗をかいてきたら顔を冷水で冷やします。顔が充分に冷えたら、再びバスタブで体を温めます。これを何度かくり返すと、翌日のお肌が元気になります。ニキビができやすいお肌は代謝能力が落ちていることが多いので、この方法で代謝を促してあげると高価なクリームなどを使用しなくても肌が落ち着いてくる場合があります。家にバスタブがない場合は、温かい蒸しタオルを利用してもよいでしょう。

汚れが特に気になるときは?

お化粧の汚れ以外のお肌の表面の汚れは、水ですすぐだけでだいたい落とせます。ですが毛穴の中に入り込んでしまった汚れが気になるときは、水だけでは落としきれないので洗顔料などを使用します。

洗顔料は毛穴の詰まりを取ってくれるもので、お肌への刺激が少ないものがおすすめです。ルナメアACの洗顔料も、ふわふわの柔らかい植物繊維が毛穴の詰まりを絡め取ってくれるのでおすすめです。

使用頻度に注意しながら、たっぷり泡立てて強く擦らずやさしく洗います。

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まとめ

いかがでしたか?水洗顔の場合も洗顔料を使用する場合も、洗い終わった後の保湿ケアも忘れずにしてくださいね。保湿ケアアイテムの選び方はこちらの記事でご紹介していますので、そちらも参考にしてみてください。今回は乾燥を伴うニキビ肌を対象にお送りしましたが、機会を改めてオイリータイプのニキビ肌の洗顔方法もご紹介しますのでご期待ください。

コメント

  1. […] 情報源によっては肌タイプを乾燥肌とオイリー肌にざっくり分類しているものもありますが、ここでは「水分量が足りていて脂っぽいお肌」に限定してオイリー肌として扱います。脂っぽくても水分が不足しているお肌はインナードライまたは隠れ乾燥と言って、基本的なお手入れのポイントは乾燥肌に近くなるので、そう言うお肌の洗顔方法はこちらを参照してください。 […]

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