毛抜きを使ったムダ毛処理は、眉間ニキビになりやすい
眉間ニキビはホルモンバランスの乱れが主な原因で、そのため10代の若い人にできやすく大人にはあまりできません。しかし、大人でも眉間のムダ毛のお手入れ方法が間違っていると肌トラブルを起こし、眉間ニキビに発展してしまうことがあります。
眉間に限らずムダ毛処理で一番よくない方法は、毛抜きで無理やり毛を引き抜くやり方です。毛根から丸ごとムダ毛を処理できるので効果が長持ちしますが、毛と一緒に毛穴の中の薄い皮膚も一緒に引っ張られるので、お肌が傷付いてしまいます。見た目にわからないほどの小さな傷の場合が多いですが、傷口から雑菌が入り込んで化膿しニキビに発展してしまうのです。
このようなプロセスでできた吹き出物は毛嚢炎とも呼ばれますが、症状としてはニキビと全く同じものです。特に眉間は皮脂の分泌量が多いため、ムダ毛の自己処理による毛嚢炎を引き起こしやすい部分です。顔の中では毛穴も深く、皮膚の深い部分に毛嚢炎ができるので跡が残りやすい部分でもあります。
正しい眉間のムダ毛のお手入れ方法
自分で処理する場合は、剃る方法がもっとも肌トラブルのリスクが低いです。ですが安全カミソリでお肌を傷付けずに上手に剃るには、コツが必要で手間もかかります。一番簡単で安全なのは電気シェーバーで剃る方法です。
顔用の刃の小さい電気シェーバーが、小回りが利くので剃りやすくおすすめです。量販店などで1,000円くらいで売っているもので充分なので、持っていない人は1本用意しましょう。
お肌の上を滑らせるように、力を入れずに優しく剃るのがポイントです。深く剃りたい一心で刃をお肌に強く押し付けると、毛と一緒に必要な角質まで削いでしまい肌トラブルの原因になるので注意しましょう。
ただ、剃る方法だと毛穴の中のムダ毛は残ってしまうので、人によっては剃り跡が青く残ってしまう人もいます。そのような場合は自己処理でキレイに仕上げるのは難しいので、クリニックやエステで脱毛してもらうのがもっとも確実です。脱毛を行うクリニックやエステでも眉間の脱毛を行うところは少ないので、眉間を脱毛してもらえるか事前に確認すると無難です。
剃り跡はコンシーラーで隠すのも有効
剃り跡が比較的目立たない場合は、オレンジ色のコンシーラーで隠す方法も有効です。眉間の剃り跡が目立つ人は青々としているので、青の反対色で隠すと目立ちにくくなるのです。プロのメイクアップアーティストが、俳優さんなどの髭の剃り跡を隠す際に使う方法でもあります。クリームタイプのコンシーラーが、カバー力が高いのでおすすめです。
厚ぼったく塗ると「頑張って隠しました」感が出て余計に目立ってしまうので、少量のコンシーラーを指の腹で叩き込むように塗ります。完全には隠れませんが、遠目に見ればわからない程度になります。下地やファンデーションも、薄く塗るほうがキレイに仕上がります。
隠すと言うよりは、剃り跡が目立つのを緩和させる気持ちで行うとちょうどよい仕上がりになります。
ニキビ・毛嚢炎ができにくいお肌にする
もし眉間以外にもニキビができやすい場合は、お肌そのものをニキビができにくいお肌に改善することも大切です。ニキビができやすくなる要因は人によっていろいろありますが、年齢や肌タイプを問わず必ず気を付けなければならないのは充分な保湿です。
お肌は乾燥していると刺激に弱くなり、ニキビの元となるアクネ菌に対しても弱くなるのでニキビができやすくなります。乾燥しているお肌はターンオーバーが衰えているので、ニキビの跡も残りやすくなります。ルナメアACも薬用ニキビケア化粧品なので、ニキビに悩む人のお手入れにおすすめです。
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