胃の不調は口元ニキビができやすい
口は消化器官のスタート地点です。胃に近い場所なので、胃の調子がよくないときは口の周りの皮膚にもニキビができやすくなります。特別に悪い病気でなく自覚症状がなくても、食べ過ぎで胃が疲れているときなども口元にニキビができることがあります。例えば、スナック類を日常的にたくさん食べる習慣のある人、飲酒の習慣がある人、辛いものを好んでよく食べる人などは口元のニキビができやすい傾向があります。
たまの口元ニキビならそれほど心配ありませんが、口元ニキビをくり返す人は先々、健康に影響が出る可能性もあります。口元の慢性的なニキビは、胃が「食生活を見直して!」と訴えているサインなので、本格的な病気に発展する前に手を打ちましょう。
口元ニキビができているときに避けたほうがよい食べ物
ニキビができやすいからと言って一生の間、刺激物を一切口にしてはいけないと言うことではありませんが、口元ニキビができているときは胃に負担がかかるものは避けるようにしましょう。胃に負担がかかる飲食物を挙げるので、参考にしてください。
- 辛いもの・油っこいもの
- スルメなどの固いものや、サツマイモなどの繊維質が多く消化に時間がかかるもの
- アイスや冷やした果物などの冷たいもの
- アルコール
- 空腹時のカフェイン(気分が悪くならなければ、食後に適量飲むのはOKです。)
胃の調子がよくないときの食事は、温かくて消化のよいものが体に負担がかからずおすすめです。温かいうどんやおそば、雑炊やおじやなら、具を工夫することで栄養バランスも取ることができます。具材は柔らかく煮た野菜や、かき玉にした卵、絹ごし豆腐などが胃に負担がかかりにくいです。具だくさんの味噌汁なども消化がよく、栄養もあります。吐き気を伴う場合は、梅干を食べると治る場合があります。おやつとして売られている乾燥梅などでも効果があります。
注意が必要な食べ物
体によいと言われるものや体調が悪いときによく食べられるものでも、体調が落ちているときは注意が必要なものもあります。
- 牛乳
人によって、乳脂肪分の消化が胃の負担になる場合があります。 - 野菜や果物のジュース
ビタミン豊富なのでニキビによいと言われますが、胃の調子がよくないときはぬるくしてから飲むようにしましょう。 - ヨーグルト・ゼリー・プリン・フルーツ缶など
胃の調子がよくないときに食べたくなりますが、食べる場合は室温に戻してから食べるようにしましょう。
食欲がないときは無理に食べなくてよい
お腹が空かないときや胃が食べ物を欲しがらないときは、時間だからと言って無理に食べなくても構いません。人間の体はある程度の体力がある人なら、何日か食べなかったからと言って急に病気になることはありません。
むしろ摂食障害など特殊な理由の場合を除いては、体が食べ物を欲しがらないときは消化器官が休憩を必要としているときです。多少の栄養不足は、体が回復してから補えば問題ありません。脱水だけは健康な人でも危ないので、水分だけはこまめに補うようにしましょう。
口元ニキビのお手入れ
口元ニキビができるメカニズムをお肌の部分で見ると、ほとんどの人はお肌の水分不足が原因です。水分が足りないお肌は皮脂を全体に行き渡らせることができず、毛穴の中に詰まってしまいます。口元ニキビができているときは食事内容に気をつけつつ、お肌に充分な潤いを与えるようにしましょう。メルラインも乾燥しやすいお肌のニキビケアにおすすめです。
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